残暑・暑中見舞いはがき文例テンプレート　丁寧・短い・カジュアル・おしゃれ・引越し等

暑中見舞いはがきとは

暑中見舞い・残暑見舞いとは、夏の暑さが厳しい季節に相手の体調を気遣い、自身の近況を伝える挨拶状です。
７月初旬の梅雨明けの頃から立秋（８月７日頃）までは暑中見舞いとして、それ以降は「秋になってもまだ暑い日が続きますね」という内容で、残暑見舞いとして出します。
親しい知人やお世話になっている会社の上司や恩師に気持ちを伝えるときや、引越し・結婚・出産などの大きな近況の変化を伝えるのにも向いています。
また、季節柄お中元のお礼を兼ねて出すこともできます。

暑中見舞い A（シンプル１）#1

≪タイトル≫暑中お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 暑さ厳しき折柄　くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます 　令和○年　盛夏

暑中見舞い B（シンプル２）#2

≪タイトル≫暑中お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 炎暑酷暑のみぎり　皆様のご健勝とご自愛をお祈り申し上げます 　令和○年　盛夏

暑中見舞い C（シンプル３）#3

≪タイトル≫暑中お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 厳しい暑さが続いておりますが　お健やかにお過ごしでしょうか 時節柄　くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます 　令和○年　盛夏

暑中見舞い D（私どもは元気）#4

≪タイトル≫暑中お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 厳しい暑さが続いておりますが　皆様お元気でお過ごしのことと存じます おかげをもちまして　私どもは元気に暮らしております しばらくはこの暑さが続くようですが　くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます 　令和○年　盛夏

暑中見舞い E（夏バテしないよう）#5

≪タイトル≫暑中お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 連日厳しい暑さが続きますが　お変わりなくお過ごしのことと存じます 皆様くれぐれも夏バテなどなさいませんように　お元気でこの夏を乗り越えてください 　令和○年　盛夏

暑中見舞い F（ご無沙汰して）#6

≪タイトル≫暑中お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 炎暑がことのほか厳しいこの夏ですが　お変わりなくお過ごしでしょうか 何かとお世話になりながら　ご無沙汰しておりまして申し訳ございません おかげ様で私ども一同　相変わらず元気に暮らしておりますのでご安心ください この暑さはまだしばらく続きそうです 皆様くれぐれもご自愛なさいますようお祈り申し上げます 　令和○年　盛夏

暑中見舞い G（寝苦しい毎日）#7

≪タイトル≫暑中お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 今年の暑さは格別に感じられますが　皆様はお健やにお過ごしのことと思います 寝苦しい毎日が続きますので　体調には十分お気を付けくださいませ 　令和○年　盛夏

暑中見舞い H（涼しい夏）#8

≪タイトル≫暑中お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 例年にない涼しい夏となりましたが　皆様いかがお過ごしでしょうか 私どもは家族一同　いたって元気に過ごしておりますのでご休心ください 平年よりも過ごしやすいとはいえ　まだまだ暑さが続くようです お風邪などめしませんよう　くれぐれもご自愛ください 　令和○年　盛夏

暑中見舞い I（子供は毎日外で）#9

≪タイトル≫暑中お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 寝苦しい毎日ですが　お元気でいらっしゃいますか この猛暑の中　子供たちは元気で毎日外に遊びに行っております お互い身体に気を付けて夏を乗り切りましょう 　令和○年　盛夏

暑中見舞い J（暑中見舞いの返信）#10

≪タイトル≫暑中お見舞い申し上げます≪タイトル≫ お忙しいところ　ご丁寧なお見舞いを頂戴し大変恐縮いたしております いつも心にかけていただき　誠にありがとうございます 時節柄　皆様ご健康にはくれぐれもお気を付けてくださいますようお祈り申し上げます 　令和○年　盛夏

暑中見舞い K（お中元のお礼１）#11

≪タイトル≫暑中お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 毎日暑い日が続いておりますが　お変わりなくお過ごしでしょうか このたびはご丁寧なお心づかいをいただき　本当にありがとうございました 頂戴いたしました○○○は家族全員で美味しくいただきました ご家族の皆様にも　宜しくお伝えください まだしばらくは厳しい暑さが続くようですので　体調にはくれぐれもお気を付けくださいませ 　令和○年　盛夏

暑中見舞い L（お中元のお礼２）#12

≪タイトル≫暑中お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 厳しい暑さの毎日が続いていますが お元気でお過ごしのご様子　何よりと存じます さて　このたびは丁重なお中元の品をお贈りいただき　誠にありがとうございました 日頃より何かとご配慮いただいておりますのに　このようなお気遣いまで賜り恐縮しております 酷暑の折　どうかお元気でお過ごしくださいますようお祈りいたします まずは暑中のお伺いとお礼まで 　令和○年　盛夏

暑中と転居 A（念願のマイホーム１）#13

≪タイトル≫暑中お見舞い申し上げます≪タイトル≫ この度　念願のマイホームに引越しました お近くにお越しの際にはぜひ遊びに来てください 厳しい暑さが続く毎日ですが くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます 　令和○年　盛夏

暑中と転居 B（念願のマイホーム２）#14

≪タイトル≫暑中お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 念願のマイホームが完成し下記住所へ転居いたしました 家の中も少し落ち着きましたので　お近くにお越しの際はぜひお立ち寄り下さい 暑さ厳しい折　お体に十分お気をつけください 　令和○年　盛夏

暑中と転居 C（いよいよ夏本番）#15

≪タイトル≫暑中お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 長かった梅雨も明け　いよいよ夏本番を迎えます お元気でいらっしゃいますか このたび下記の住所に引越しましたのでお知らせいたします こちらへお越しの際にはぜひお立ち寄り下さい 夏風邪などひかれませんよう　お体にはお気を付けください 　令和○年　盛夏

暑中と転居 D（心機一転）#16

≪タイトル≫暑中お見舞い申し上げます≪タイトル≫ このたび引越しいたしました 心機一転　気持ちも新たに毎日過ごしております 遠く離れてしまいましたが　こちらへお越しの際はぜひお立ち寄りください 夏バテなどならないようにお気を付けください 　令和○年　盛夏

暑中と転居 E（連日厳しい暑さ）#17

≪タイトル≫暑中お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 連日厳しい暑さが続きますが　お変わりなくお過ごしのことと存じます ○月○日より　転居いたしましたのでご連絡いたします お近くへお越しの節はぜひお立寄り下さい 酷暑のみぎり　何卒ご自愛くださいますようお祈りいたします 　令和○年　盛夏

暑中と転居 F（丁寧な文調）#18

≪タイトル≫暑中お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 本格的な暑さを迎え　ますますご壮健でご活躍のこととお慶び申し上げます このたび下記（左記）へ転居いたしました お近くにお越しの際はどうぞお気軽にお立ち寄り下さい これからも変わらぬご厚誼と末永いお付き合いをお願い申し上げます 　令和○年　盛夏

残暑見舞い A（シンプル１）#19

≪タイトル≫残暑お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 立秋とはいえ日中の暑さは真夏と変わりませんが　お障りありませんか 残暑も厳しいようですので　どうかご自愛のうえお過ごしください 　令和○年　晩夏

残暑見舞い B（シンプル２）#20

≪タイトル≫残暑お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 暦のうえではもう秋ですが　まだまだ暑い日が続きます お体には気を付けてどうぞお元気でお過ごしください 　令和○年　晩夏

残暑見舞い C（秋の花を咲かせ）#21

≪タイトル≫残暑お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 立秋も過ぎて朝夕の風は少しずつ涼しくなっているようです 山の草もいつのまにか秋の花を咲かせはじめ　心あらわれますね 夏の疲れが出やすい時期です　どうぞご自愛のうえお過ごしください 　令和○年　晩夏

残暑見舞い D（朝夕には秋風が）#22

≪タイトル≫残暑お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 暑い日が続いておりますが　朝夕には秋風が感じられるようになってまいりました 皆様お変わりなくお過ごしのことと存じます 私どもも元気に暮らしております もうすぐ紅葉の季節ですね　今年も鮮やかな色づきが期待できそうです 　令和○年　晩夏

残暑見舞い E（夏の疲れが出る時期）#23

≪タイトル≫残暑お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 暦のうえでは秋になりましたが　厳しい残暑が続いております　お元気でお過ごしですか そろそろ夏のおつかれが出る時節です お身体には十分お気を付けてお過ごしくださいませ 　令和○年　晩夏

残暑見舞い F（夏休みはのんびり）#24

≪タイトル≫残暑お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 立秋とは名ばかりの　うだるような暑さに閉口する毎日です お変わりなくお過ごしでしょうか この夏休みはのんびりと過ごすことができましたか？ これからが夏の疲れの出る時期です　お体にはお気を付けくださいませ 　令和○年　晩夏

残暑見舞い G（夏風邪・ご自愛）#25

≪タイトル≫残暑お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 夏風邪をひかれたと伺いました　その後おかげんはいかがですか もうしばらく厳しい残暑が続くようです ご自愛のほどお祈り申し上げます 　令和○年　晩夏

残暑見舞い H（法要などで忙しい）#26

≪タイトル≫残暑お見舞い申し上げます≪タイトル≫ お盆の法要などでお忙しいことと存じますが お元気でいらっしゃいますか まだまだ暑さは続くようです　なお一層のご自愛をお祈りいたします 　令和○年　晩夏

残暑見舞い I（充実した夏休み）#27

≪タイトル≫残暑お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 帰省中には大変お世話になり　ありがとうございました おかげさまで充実した夏休みを送ることができました その後もお変わりなくお過ごしでしょうか お身体には気を付けて　どうぞお元気でお過ごしください 　令和○年　晩夏

残暑見舞い J（朝夕は暑さやわらぐ）#28

≪タイトル≫残暑お見舞い申し上げます≪タイトル≫ こちらでは朝夕は少しだけ暑さがやわらいできた気がします 皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます 夏の疲れが出る時期です　ご自愛のほどお祈り申し上げます 　令和○年　晩夏

残暑見舞い K（遅くなりまして）#29

≪タイトル≫残暑お見舞い申し上げます≪タイトル≫ 暦の上では立秋を過ぎましたが　秋とは名ばかりの暑い日が続いております お変わりなくお過ごしでしょうか 夏のご挨拶が遅くなりまして申し訳ございませんでした おかげさまで私どもは　大過なく過ごしております 今年は残暑がことのほか厳しいようです　くれぐれもご自愛くださいませ 　令和○年　晩夏

暑中見舞い・残暑見舞いの書き方とマナー

暑中見舞いを書く上で一番大切なことは、夏の暑い時期に「相手の体調を気遣う」お見舞い状であることを忘れないことです。
話題の順番は、相手が先で自分はその後にしましょう。
自分の伝えたいことばかりを書くのではなく、基本構成や書式に則って書くことも大切です。

基本的な文章構成

・暑中見舞い・残暑見舞いの挨拶（暑中お見舞い申し上げます等）
・相手の体調を気づかう言葉
・自分の近況報告（日常の事以外にも、転居・結婚・出産等もOK）
・結びの挨拶・相手の健康を祈る言葉
・日付（差出月まで、「令和〇年　盛夏（晩夏）」など）
・差出人

挨拶文について

頭語・結語は不要です。「暑中お見舞い申し上げます」がその役目を果たしています。
本文ではまず、相手の体調を気遣う一文を書いてから、その後に自身の近況をお知らせするようにします。
日頃や最近のお礼などがあればぜひ入れてください。
そして、相手の健康をお祈りして締めくくると良いと思います。

暑中見舞いのマナー

転勤、引越し、結婚、出産など近況を伝える役割も果たしてくれますが、自慢話に聞こえないよう表現に配慮することも大切です。
特に結婚・出産報告は、主張が強すぎると不快に思わる場合がありますので、相手によっては書き方に注意しましょう。

暑中見舞い・残暑見舞いを送るタイミングはいつ？

暑中見舞いはいつ送ればいいのか、いつから残暑見舞いとするのかは気を遣うところです。
立秋を境に、暑中見舞いとして出すか残暑見舞いとして出すかが変わります。

暑中見舞い（7/7〜8/7頃）

相手先が梅雨明けしてからの書き込みが暑中見舞いとされるようですが、概ね初旬〜立秋前日（7/7〜8/7）に届くようにすると良いとされています

残暑見舞い8/8〜9/7（8/31）頃

立秋（8/8）を過ぎてから、処暑の候（8/23〜9/7頃）までが目安です。

暑中見舞い・残暑見舞いのワンポイント

暑中見舞い・残暑見舞いには、おさえておきたい注意点や知っておくべきポイントがあります。
近年、暑中見舞いなどの季節のあいさつ状を出すことが減っているなか、しっかりとしたマナーで暑中見舞いはがきを出せば、礼節ある人として好感度をアップさせることができます。

転勤や引越し、結婚、出産報告

あくまで、相手の体調を気遣う一文の後になりますが、自身の転勤や引越し、結婚、出産報告などを合わせてしてもよいでしょう。
転居は住所のあたまに「新住所」とすれば、文中でしなくても伝わります。
出産や結婚も連名で出せば伝わりますが、見ればわかるという報告では失礼になる相手もいます。
諸事情でこれらの報告が遅れていたり、出せずにいた場合は暑中見舞いと兼ねて簡素にでも報告を済ませるのもひとつの方法でしょう。

お中元のお礼を兼ねて

暑中見舞いはお中元の時期とも重なるので、頂いたお中元のお礼状を兼ねた挨拶をすることもできます。文中で頂いたお中元の中身についても触れておくとよいでしょう。
「美味しくいただきました」とか「私好みのデザインで」など。

「ご自愛ください」に注意

ありがちな間違いに「お体ご自愛ください」という表現があります。 ご自愛という言葉の中にすでに「体を大切にする」という意味が含まれており、「体」という言葉が重複してしまうため正確な表現ではありません。
また、怪我や病気などで体調がすぐれない人に対して使うのはあまり良くありませんので注意。