遭難（ビジネス）お見舞い状の書き方　１枚から文例を選んで即日印刷・当日発送可

遭難 A（雪崩・名前を見つけ１）お見舞い状 例文#1

急啓　このたび○○での雪崩による登山隊遭難の報に接し 遭難者の中に貴社○○部の○○○○様の名前を見つけ　大変驚愕しております ご家族の皆様はもとより　貴社御一同様のご心痛はいかばかりかとお察し申し上げます 承りますれば既にに多数の捜索隊が現地入りしたとのこと 捜索隊の速やかな救出活動により　○○○○様も必ずやご帰還されるものと信じております お取り込みの最中　大変ご迷惑とは存じますが　いたたまれずご連絡差し上げた次第です ○○○○様のご無事を弊社一同心よりお祈り申し上げます 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　草々 　令和○年○月 　　　　　　　　　　　　　　　株式会社○○○○ 　　　　　　　　　　　　　　　○○　○○

遭難 B（雪崩・名前を見つけ２）お見舞い状 例文#2

急啓　今しがたのテレビ報道にて○○○での遭難者リストに 貴社取締役○○○○様のお名前を見つけ　大変驚き入っている次第です 今回の事故はあまりに突然な出来事で　貴社御一同様のご心痛はいかばかりかとお察し申し上げます 雪山には何度も登られている○○○○様ですので なんとか雪崩をしのぎ　救助を待たれているものと信じております 今はただ一刻も早くご無事で帰還される事をひたすら案ずるばかりです 取り急ぎ書中をもってお見舞いのご挨拶申し上げます 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　草々 　令和○年○月 　　　　　　　　　　　　　　　株式会社○○○○ 　　　　　　　　　　　　　　　○○　○○

遭難 C（雪崩・名前を見つけ３）お見舞い状 例文#3

前略　○○○での雪崩に登山隊が遭難したとの報道にて 遭難者のなかに貴社の○○○○○氏のお名前を発見し　驚きとともに大変憂慮しております このような予期せぬ自然災害に私どもも呆然としておりますが 貴社皆様のご心痛は計り知れないものとお察しいたします 現在は捜索隊による懸命の救出活動が続いているとのこと 一刻も早く救助の手が届き　無事にご帰還されることをお祈りするばかりです 取り急ぎ書中をもってお見舞い申し上げます 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　草々 　令和○年○月 　　　　　　　　　　　　　　　株式会社○○○○ 　　　　　　　　　　　　　　　○○　○○

遭難 D（航空機事故・リストに）お見舞い状 例文#4

急啓　只今のニュースで　今回の○○航空機事故の乗客リストのなかに 貴社○○○○取締役のお名前があるのを見て愕然といたしました 社長様以下　貴社皆様方のご沈痛のほど深くお察し申し上げます ニュースによりますと目下消息不明とのこと　ご無事であることをひたすらお祈りするばかりです 取込み中にてご迷惑かとは存じましたが　居ても立っても居られない気持ちで一筆したためた次第です 何分情報不足のため焦慮しておりますが　何卒ご無事であられますようお祈り申し上げます 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　草々 　令和○年○月 　　　　　　　　　　　　　　　株式会社○○○○ 　　　　　　　　　　　　　　　○○　○○

お見舞い状の書き方のポイントとマナー

お見舞い状とは

お見舞い状とは、病気や怪我、災害時に、慰めや励ましの気持ちを届けるものです。 時候の挨拶や自身の近況は省いて、お見舞いの言葉だけを書きます。
相手を元気付けることが大切ですが、余計なプレッシャーを与えるような言い回しは避け、温かで思いやりのある文面になるよう心がけましょう。

頭語・前文を省略する

「突発的事実を知って、とるものもとりあえず書いた」という姿勢を示すようにします。
頭語を入れるとすれば「急啓」「前略」「冠省」などで、頭語を省略していきなり主文に入る場合でも結語に「草々」と入れるようにします。

今の心情

お見舞い状の書き出しには、予想もしていなかった驚きや、事態を飲み込むのに時間がかかったというような心情を書くといいでしょう。

業務上の要件は書かない

ただし重大な影響を受ける場合は「とり急ぎ当社○○を派遣いたしましたが、到着しましたなら何かお役に立てば幸甚でございます」と明記するにとどめても、その意味は十分に伝わるものと思われます。

直接出向けない略儀

本来なら自分から出向いてお見舞いの言葉をかけるべきところを、取り急ぎ書状にて気持ちを伝えるのがお見舞い状です。
なるべく早い時期にお見舞いに伺う旨や、必要なものは遠慮せずにおっしゃってほしい、というような誠意を示すことも必要です。

お見舞い状を送るタイミングはいつ？

早く出すことが重要

知らせを聞いて相手の状況が判ったらできるだけ早く送ることが礼儀ですが、早過ぎると事態を予期していたかのように見えることもありますので少しだけ注意が必要です。
ただし、しばらく時間が経ってからでは、伝えたい心情も伝わらず、お見舞いの真意も薄れてしまいます。

お見舞い状をご家族あてにする場合

周囲の方へ

病気や事故などの場合、ご本人に直接出さず家族の方や周囲の方に送り、伝えてもらうこともあります。
また、病状が思わしくない場合にはご家族宛に送って、ご本人の安否を気遣うと共に激励することもありあす。
このような場合は、ご家族や周囲の方へのねぎらいの言葉も付け加えるようにしてください。

避けるべき表現とマナー違反

使ってはいけない表現

■他の病気・事故・災害との比較（例：あの時よりも軽くて良かった、など）

■病名や病状を必要以上に聞いたり、その内容に触れる表現もよくありません。
療養中の仕事について述べたりするのもやめましょう。

■追伸（二伸）（重なるイメージが失礼となるお見舞いの手紙では、使用しないことがマナー）

病気、けが見舞いの忌み言葉

長引く、悪いなどに関連した言葉は避けます。
●死　●苦しむ　●四（＝死）　●九（＝苦）　●寝る　●寝つく　●悪い　●長い　●長引く
●繰り返す　●再び　●またまた　●再々　●滅びる　●枯れる　●衰える　●力尽きる　●落ちる
●折れる

災害見舞の忌み言葉

再び、ばらばらになるなどを連想させる言葉は避けます。
●再び　●再々　●再度　●重ね重ね　●返す返す　●重なる　●続く　●長引く　●長い
●離れ離れ　●離れる　●ばらばらになる　●苦しい　●失う　●見失う