社葬（会葬礼状・忌明け）お礼状の書き方　文例を選んで１枚から即日印刷・当日発送可

社葬 A （会葬シンプル）#1

謹啓　貴社益々ご清栄の段　お慶び申し上げます 弊社代表取締役社長　○○○○儀　社葬に際しまして ご多用にもかかわらず　わざわざご会葬くださり誠に有り難く御礼申し上げます 早速参上しご挨拶申し上げるべき処　略儀ながら書中をもって御礼申し上げます 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　謹白 　令和○年○月○日 　　　　　　　　　　　　○○○○株式会社 　　　　　　　　　　　　葬儀委員長 　　　　　　　　　　　　　専務取締役　○○○○ 　　　　　　　　　　　　　喪主　○○○○

社葬 B （会葬・ご厚志シンプル）#2

拝啓 弊社　代表取締役社長　故 ○○○○ 儀　葬儀に際しましては ご多用にもかかわらず　わざわざご会葬を賜り 且つご鄭重なるご厚志を賜りまして有難く厚くお礼申し上げます 早速拝趨のうえ　お礼申し上げるべきところ 略儀ながら書中を以ってお礼申し上げます 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具　 　令和○年○月○日 　　　　　　　　　　　　○○○○株式会社 　　　　　　　　　　　　葬儀委員長 　　　　　　　　　　　　　代表取締役　○○○○ 　　　　　　　　　　　　喪主 ○○○○ 　　　　　　　　　　　　　　　親族一同

社葬 C （取り込み中にて）#3

拝啓 弊社　取締役会長　故 ○○○○ 儀　葬儀に際しましてはご多用のところ わざわざご会葬のうえ　ご丁重なご厚志まで賜りまして誠にありがとうございました ここに心より深謝いたし謹んでお礼申し上げます 取り込み中のこととて失礼申し上げた点も多々あることと存じますが　何卒ご寛恕のほどお願い申し上げます 早速拝趨のうえご挨拶申し上げるべきところ　略儀ながら書中をもってお礼申し上げます 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具　 　令和○年○月○日 　　　　　　　　　　　　　○○○○株式会社 　　　　　　　　　　　　　葬儀委員長　○○○○ 　　　　　　　　　　　　　代表取締役　○○○○ 　　　　　　　　　　　　　喪主 ○○○○ 　　　　　　　　　　　　　外　　親族一同

社葬 D （雑事に紛れて）#4

弊社代表取締役社長　○○○○ 儀　葬儀に際しましては お忙しいなか遠路ご会葬いただき　過分のご芳志まで賜りましたこと衷心よりお礼申し上げます 当日は雑事に紛れまして失礼な点も多々あったかと存じますが 何卒ご寛恕のほどお願い申し上げます ここに故人が生前中に賜りましたご厚情に深謝いたし 略儀ながら書中を以ってお礼のご挨拶申し上げます 　令和○年○月 　　　　　　　　　　　　　　株式会社○○○○ 　　　　　　　　　　　　　　○○　○○

社葬 E （式場の混雑に取り紛れ）#5

弊社　代表取締役社長　○○○○ 儀　葬儀に際しましては ご繁用にもかかわらず 遠路わざわざご参列いただきましたうえ 格別のご香華まで頂戴いたしまして　誠に有難く厚くお礼申し上げます ここに故人の生前に賜りましたご厚誼にあらためて感謝申し上げます 当日は式場の混雑に取り紛れ　失礼がございましたかと存じますが 取り込み中のこととご寛恕くださいますようお願い申し上げます 早速拝眉のうえ　ご挨拶申し上げるべきでございますが 略儀失礼ながら粗箋を以ってお礼のご挨拶申し上げます 　令和○年○月 　　　　　　　　　　　　　　株式会社○○○○ 　　　　　　　　　　　　　　○○　○○

社葬 F （不行届の段）#6

拝啓 弊社　会長　故 ○○○○ 儀　社葬に際しましては　公私ともご多用にも拘わりませず 態々ご会葬くださり　ご鄭重なるご弔慰を賜りご芳志のほど衷心より厚く御礼申し上げます 故人が生前中に賜りました格別のご懇情につきましても　茲に併せて厚く御礼申し上げます また　当日は混雑に取り紛れ　不行届の段　あしからずご容赦くださいますようお願い申し上げます 早速拝趨のうえご挨拶申し上げるべき処　略儀ながら書中を以ってご挨拶申し上げます 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具 　令和○年○月○日 　　　　　　　　　東京都○○区○○町○○1-2-3 　　　　　　　　　　株式会社○○○○ 　　　　　　　　　　　代表取締役社長　○○○○ 　　　　　　　　　　　　葬儀委員長　　○○○○ 　　　　　　　　　神奈川県○区○○町○○4-5-6 　　　　　　　　　　　　　　　喪　主　○○○○ 　　　　　　　　　　　　　　　　外　　親戚一同

社葬 G （心安らかに旅立つ）#7

拝啓　弊社取締役社長　○○○○ 儀　葬儀に際しましては 公私ともご多用中にもかかわりませず　ご参列いただき誠にありがとうございました また　ご丁重なご厚志を賜りまして心より厚くお礼申し上げます 皆様とお別れができまして　故人もさぞかし心安らかに旅立つことができたことと存じます ここに生前故人が賜りましたご厚誼に深謝いたし　略儀ながら書中をもって厚くお礼申し上げます 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具 　令和○年○月○日 　　　　　　　　　　　　　　株式会社○○○○ 　　　　　　　　　　　　　　○○　○○

社葬 H （弔電のお礼１）#8

謹啓 このたびの　弊社代表取締役会長　○○○○　の葬儀に際しましては 早速ご丁重なるご弔電を賜りご芳情のほど　有り難く厚く御礼申し上げます お陰をもちまして葬儀も滞りなく執り行うことができました ここに故人が生前中に賜りましたご厚誼に深謝いたし 略儀ながら書中をもって謹んでお礼申し上げます 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　謹白 　令和○年○月○日 　　　　　　　　　　○○○○株式会社 　　　　　　　　　　葬儀委員長 　　　　　　　　　　　代表取締役社長　○○○○

社葬 I （弔電のお礼２）#9

拝啓　 このたびは　弊社　代表取締役会長　○○○○ 儀　葬儀に際しまして ご多忙にもかかわらず　ご丁重な弔電を賜り厚く御礼申し上げます おかげさまで葬儀告別式を滞りなく済ませることができました 茲に生前のご厚情に感謝申し上げますとともに 今後も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます 早速拝眉のうえ　お礼申し上げるのが本意ではございますが 略儀ながら書中を以ってお礼かたがたご挨拶申し上げます 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具　 　令和○年○月○日 　　　　　　　　　　　　○○○○株式会社 　　　　　　　　　　　　葬儀委員長 　　　　　　　　　　　　　代表取締役　○○○○ 　　　　　　　　　　　　喪主 ○○○○ 　　　　　　　　　　　　　　　親族一同

社葬 J （弔電と香典のお礼）#10

謹啓 このたびは弊社　代表取締役　故○○○○儀　葬儀に際しまして ご多用にもかかわらずご丁重な弔電　また鄭重なるご厚志を賜り厚く御礼申し上げます おかげをもちまして葬儀告別式を滞りなく相済ませることができました 茲に故人への生前のご厚情に感謝申し上げますとともに　今後も変わらぬご指導ご厚誼を賜りますようお願い申し上げます 早速拝眉のうえ　お礼申し上げるのが本意ではございますが 略儀ながら書中を以ってお礼かたがたご挨拶申し上げます 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　謹白 　令和○年○月○日 　　　　　　　　　　　　○○○○株式会社 　　　　　　　　　　　　葬儀委員長 　　　　　　　　　　　　　代表取締役　○○○○

社葬 K （弔辞のお礼１）#11

弊社専務取締役 ○○○○ の葬儀に際しましては　ご多忙にもかかわりませず　ご会葬を賜り厚く御礼申し上げます またご丁重なるご弔辞にご供物まで頂戴し重ねてお礼申し上げます なお　当日は失礼申し上げた点も多々あるかとは存じますが 取り込み中のこととご容赦くださいますようお願い申し上げます まずは略儀ながら書中をもって御礼かたがたご挨拶申し上げます 　令和○年○月 　　　　　　　　　　　　　　株式会社○○○○ 　　　　　　　　　　　　　　○○　○○

社葬 L （弔辞のお礼２）#12

謹啓 先般　弊社元代表取締役　○○○○　の葬儀の際には ご丁重なる弔辞をいただきまして誠に有り難く厚く御礼申し上げます 皆様の面前で　お心のこもったお言葉にて故人を大いに讃えてくださり 私ども社員一同　大変誇らしくそして心強く励まされたこと感謝の念に堪えません 今後も社員一同　心を一つにして社業に専念してまいる所存です これからもご指導賜りますようお願い申し上げます 書中にて恐縮ではございますが　まずはお礼旁々ご挨拶申し上げます 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　謹白 　令和○年○月○日 　　　　　　　　　　　　○○○○株式会社 　　　　　　　　　　　　葬儀委員長 　　　　　　　　　　　　　代表取締役　○○○○

忌明け A （七七日忌・ご芳志寄付）#13

謹啓　当社代表取締役社長 故 ○○○○儀　社葬に際しましては ご懇篤なるご弔詞と過分なるご芳志を賜りまして 誠にありがたく厚くお礼申し上げます この度　故人の七七日忌をむかえました 本来であれば　皆様より賜りましたご芳志への御礼を申し上げるべきところですが 追善供養の微意を込めまして　生前故人が力を注いでおりました社会福祉事業の一部に 寄付させていただきましたので　何卒ご了承のほどお願い申し上げます 早速参上のうえ　ご挨拶申し上げるのべきところ 略儀ながら書中をもってお礼かたがたご挨拶申し上げます 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　謹白 　令和○年○月 　　　　　　　　　　　　　　株式会社○○○○ 　　　　　　　　　　　　　　○○　○○ 　　　　　記 寄 付 先　　　　　○○○○ 寄付金額　　　　　○○○円 　　　　　　　　　　以上

忌明け B （四十九日忌・ご芳志寄付）#14

謹啓　弊社取締役社長　故 ○○○○ 儀　社葬に際しましては ご懇情あふれるご弔詞を賜りましたうえ　過分なるご芳志まで賜り誠にありがたく厚くお礼申し上げます お陰さまにて　本日　四十九日忌を迎え　ささやかではありますが内々にて忌明け法要を相営みました この短い日を経て悲しみが薄らぐものではございませんが　社員一同　故人の遺志を受け継ぎ社業の発展に尽力する決意をあらたにいたしました つきましては　皆様から賜りましたご芳志の一部を○○○○へ寄付し 故人の追悼のしるしといたしましたのでここにご報告申し上げます 何卒ご了承賜りますよう謹んでお願い申し上げます 略儀ではございますが　書面にてお礼かたがたご挨拶申し上げます 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　謹白 　令和○年○月 　　　　　　　　　　　　　　株式会社○○　○○ 　　　　　　　　　　　　　　○○　○○ 　　　　　記 寄 付 先　　　　　○○○○ 寄付金額　　　　　○○○円 　　　　　　　　　　以上

会葬礼状の書き方と文章構成

会葬礼状の内容

葬儀に参列くださった方々へ会葬の感謝を伝えるとともに、故人の名前、通夜・葬儀の日付などを簡潔に書きます。
あくまでも会葬に対するお礼状で、忌明けの際にお香典に対してお礼をする「香典返しの挨拶状」とは異なります。
※ただ、その香典返しにも「即日返し」というものがあり、分かり辛いですが会葬のお礼が会葬礼状です。

基本的な文章構成

１　頭語・結語（無くても構いません、郵送時付けましょう）※時候の挨拶はいりません
２　故人の名前（続柄があった方が解り易い）
３　会葬や香典、弔電、供花へのお礼（葬儀中の不行き届きのお詫びを添えてもよい）
４　略儀で済ませる事へのお詫び
５　日付（基本的に葬儀日、通夜日と併記してもよい）
６　差出人

郵送時は頭語・結語

頭語・結語は当日の返礼品に付ける会葬礼状に必要ありません。弔電やお花のお礼状を郵送する際に入れると良いでしょう。

差出人の連名

※連名の場合の「喪主」以外に「男」「女」と記すのは故人の子供（喪主の兄弟）を指すもで、ある地域の風習だそうです。
連名の続柄は長男・次男・長女・次女等と記すか、続柄を記さずに連名にするのが一般的だと思います。
「喪主　○○○○　外　親戚一同」または「喪主　○○○○」のみが多いようです。

会葬礼状を渡すタイミングはいつ？どうやって渡す？

返礼品と一緒に

会葬礼状とは、忙しい時間をわざわざ葬儀に参列してくださったことに対する感謝を伝えるお礼状です。
基本的に会葬礼状は、会葬返礼品に添えて、通夜や葬儀・告別式の当日に参列者へ手渡しするのが一般的です。
また、葬儀当日に参列できなかった方が後日弔問してくださった場合にも渡すと良いでしょう。

ちなみに本来は

本来、会葬礼状は葬儀を終えたのちに郵送するのが一般だったようですが、近年では 葬儀当日、葬儀会場にて会葬返礼品と一緒に入れられるようになってきています。
そのような場合は、お清めをするための塩も会葬礼状にセットにしてお渡しするとスマートです。

弔電などには郵送で

もちろん弔電・供花などを頂いた方にも渡すのがマナーです。その際の会葬礼状（お礼状）は、できる限り早く送ることが大切です。

家族葬なら

家族葬で済ませた場合も、お礼の品と一緒に送るなら会葬礼状を添えましょう。
はがきで葬儀が無事済んだことを伝える「死亡通知状」というものもありますので、状況により使い分けてください。

後日、自宅への弔問、もしくはお香典を頂いた場合用に会葬礼状が必要になることもあります。 １部から注文できますが、少し多めに用意しておくと便利かもしれません。

会葬礼状のマナーと注意するポイント

句読点は使わない

句読点は、古くは文章を上手く読めない人に対する補助的な記号として句読点が用いられていたため、相手を子ども扱いし失礼にあたるということで使われていませんでした。
また、物事が終わりまでスムーズに流れるように、途中で途切れないようにという願いを込めて句読点を使わないという風習からそのようになっています。

家逝去は身内に使わない

逝去は故人に対する敬語ですので、こちらの身内が無くなった場合の挨拶状には使いません。
お悔み状等で相手の身内に弔慰・哀悼を示す場合に使います。

どこまでが戒名？

戒名の下にある「霊位」「位」などは置字といい「〜様」のような部分で、戒名には含みません。
挨拶状への記載は「位」の前までを戒名として記載します。

「故」「亡」の使い分け

故人は「亡父　○○○○儀」か「故　○○○○儀」という表記があります
故人との血縁関係を入れたい場合は「亡」がよいでしょう。
なお、施主と故人の姓が異なる場合には、氏名で表記します
社葬の場合「弊社社長　故○○○○儀」と書きます

忌み言葉、重ね言葉を使わない

たびたび、などの重ね言葉は避けます。生死に関する直接的な言葉もタブーです。
●重なる　●重ね重ね　●再度　●再々　●再三　●くれぐれも　●また　●たびたび　●しばしば ●ときどき　●返す返す　●皆々様　●続く　●長引く　●死ぬ　●苦　●浮かばれない　●迷う
などは、避けた方が良いでしょう。